保育園の最大の恐怖イベント『ドジョウすくい』が今年もやってきました
子どもたちが全員生きたドジョウを持って帰る日です
調理するも地獄、育てるも地獄。
去年は調理するなんて選択肢はあり得なかったのですが
しかし今年の私は一味違います。
なぜなら漫画ゴールデンカムイを読んでいるからです。
アイヌ民族のアシリパさんが野生動物を調理して美味しそうに食べている姿を見て、私もアシリパさんを見習って生きたドジョウを調理をしてみよう、そんな気持ちになりました。
では、調理スタート
まずはこのドジョウをお酒に浸します。お酒に浸かるとドジョウが動かなくなるそうです
ざるで水を切ったドジョウをお酒の入ったボールへ移したところ…
ベッチベチにドジョウがはねまくる!!!!!!水しぶきもすげえ!!!(全然動かないようにならないじゃん!!!!)
慌ててそのままざるで蓋をしましたがしばらくは蓋を開けられないぐらい跳ねまくります
【初心者ポイント】お酒に浸けるときはドジョウが飛び跳ねる前提で深いボールですぐに蓋をしてください!
5分後、大人しくなったようなので蓋を開けてみました
次にみりん、醤油、酒、だしの素を使ったダシを準備します…
ざるでお酒を切ったドジョウを投入!
【初心者ポイント】このタイミングでは動きますが跳ねたりはせず穏やかでした。安心してください
ドジョウさんありがとう、感謝を込めて蓋をしたら煮込みモードスタート!!!
ドジョウが跳ねたりする音がしたら辛いので私はしばらく台所から離れます
ー5分後ー
さて、煮込みは完了しました
ダシのいいにおいはしていますよ…
オープンっ!!!!
【初心者ポイント】もっと色鮮やかになったり、煮崩れしたり、原型がなくなるのを期待してましたがそのまんまです!そのつもりで蓋を開けてください!
とにかく卵とネギを投入して再び煮込みます!
【初心者ポイント】卵が入れば料理に見えてくるのでご安心ください!
食べた感想:ヒンナヒンナ(アイヌ語の美味しい)。お酒のおかげか意外にくせがないというか、くさみもないし、骨がある豆腐のような感じ。骨は結構固いので食べにくいですね。うん、別にドジョウである必要はないな。鶏肉がいいな
いやー初めての生きたドジョウの調理。個人的に大仕事でした。精神的に結構こたえました。でも普段からこうして命をいただいているということですよね。勉強させていただきました
ドジョウさん、ありがとう。御馳走様でした。