大福山…神秘的な渓谷のある山奥での恐怖体験②

①↓の続きです

https://bari-ikitai.com/2020/06/08/大福山神秘的な渓谷のある山奥での恐怖体験①/

大きめのヒルが右の膝裏にもくっついていました

『うわああああ!これもとってくれえええええ』

今度は夫が両手でブチっとヒルを引き剥がしてくれました

ヒルは取れたものの、ここから1km以上来た道を歩いて戻らなくてはなりません

ヒルへの恐怖のあまり、足元に神経を集中しながら早足で戻り始めました

五分ぐらい経った頃

急に足にヒヤッとする感覚がありました

パッとズボンの裾をめくると、

大きな黒い尺取り虫が高速で私の足を登ってきています

(え?!尺取り虫?!それともヒル?!)

と私が動揺している間に

そいつは私のスネに吸い付き、平べったくなりました

『ぎゃああああまたヒルがきたあああああ』

夫がまたしてもブチっと剥ぎ取ってくれました

その後は体力の限界まで走り、出口を目指しました

走りながら(さっきのヒヤッとする感覚は、靴の中でも感じたぞ…いや、気にしすぎか?)と考えを巡らせ

汗だくになりながらついに駐車場に辿り着きました

車に飛び乗ったときの安堵感を私は忘れないでしょう

駐車場を出発すると早速ニホンザルが二匹車道に飛び出してきて、改めて千葉の山の深さを感じたのでした

人が足を踏み入れてはならない雰囲気です

帰り道、私の恐怖を癒やすかのようにアクアラインは優しい夕日の色に染まっていました

無事に家に帰り、ふと足を見ると

ズボンが血まみれです

おまけに足の甲からも二箇所出血

ふくらはぎに二箇所

すねに一箇所

膝裏に三箇所

合計八箇所から血が出続けていることを確認しました

どうやらヒル8匹に食われていたようです

写真を撮ってはげちゃに送ったら『ほんとやめろ』と言われたほどのグロ画像だったのでこちらに掲載するのは自重します

いやーしかし北海道で育った私はヒルなんて映画の中の話だと思っていたので、本当に恐怖体験でした

しかも今回の高速尺取り虫のようなヒルは、ヤマビルと言って北海道はもちろんなぜか埼玉にも存在しないヒルらしいです

どおりで秩父の森では大丈夫だったわけだ…

一都三県内で埼玉だけが圧倒的に優れている点を発見しました

今後の森林浴はやっぱり秩父周辺にしようと思います

森林浴は楽しいけど油断大敵ですね!!!

美しい森でしたがもう二度と足を踏み入れることはないでしょう笑

この記事を書いた人

会社員、一児の母。アシュタンガヨガ始ました。シャバーサナで寝ないようになりたい。

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